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冬の手荒れを防ぐには?推奨されている5つの手洗いポイントを紹介!おすすめハンドクリームも

この記事はこんなあなたにおすすめ

・冬の手荒れ悩んでいる
・手荒れを防ぐ方法が気になる
・どのハンドクリーム買っていいか悩んでいる

ここ2〜3年は手の消毒や手洗いなどで手荒れが酷くなって、ハンドクリームが手放せないあおしゅうです。

あおしゅう

手荒れが酷くてささくれが地味に痛いです。
手荒れが少しでも改善されないか、日々悩み中…

この記事では、手荒れを少しでも改善できるような手洗いの方法やポイント、おすすめのハンドクリームをご紹介します。

少しでも、手荒れが改善しお気に入りのハンドクリームが見つかるといいなと思います。

冬の手荒れはなぜ起こる?

初めに、冬は気温が下がるだけでなく、湿度も低いので空気が乾燥しますよね。
これが冬に手荒れが起こる一番の原因です。
なぜなら、空気が乾燥すると手の脂の出が少なくなり、肌表面の水分が蒸発しやすくなるからです。
それだけでなく、冬は汗をかかないので肌に水分が補われないし、冷えて血液循環や新陳代謝も悪くなりますよね。
この結果、手の表面では「潤いバリア」という外の刺激から肌を守る機能が作られにくくなり、手荒れが起こりやすい状態になっているとも考えられます。
さらに、冬は風邪予防の観点からお湯での手洗いや消毒の回数が増えるので、いっそう手荒れのリスクも高まるようですね。
とはいえ、一人が風邪を引くと一緒に生活するみんなにも移してしまうし、冬は風邪に加えて新型コロナウイルス・インフルエンザ・ノロウイルスといった特殊な感染症にもかかりやすい時期なので、手荒れがつらいからと言って手洗いをサボるのはNG。
そこで、冬の手荒れを防ぐためのポイントを紹介します。

冬の手荒れを防ぐ5つの改善ポイント

まず、私たちがいつも当たり前のように行っている冬の手洗いですが、手荒れを防ぐためには5つの改善ポイントがあります。

1つ目はお湯の温度を33~35℃に設定すること

冬は手が冷たくなるので、お湯で手を洗うとほっとしますよね。

しかし、42℃以上の熱いお湯で手を洗うと手の脂が奪われ、手荒れと一緒にかゆみも出てしまいます。

ですから、いくら寒い日でも手を洗うときは33~35℃のぬるめのお湯を心がけましょう。

2つ目は肌に優しい石けんを使うこと

感染症対策には殺菌作用のある石けんが便利ですが、毎回使っていると刺激が強すぎてしまいます。

実際に私もコロナ禍以降殺菌作用のある洗浄剤を使っていたのですが、刺激が強すぎた結果手指の皮がむけて痛みが出てしまいました。

そのため、刺激も少なく肌に優しいものを使うのがオススメです。

ちなみに私は、最近では無添加の石けんで洗うように改善しています。

もしどうしても感染対策が気になる場合は、外から帰ったときだけ殺菌作用のあるものを使ってみてはいかがでしょうか?

3つ目は石けんをしっかり泡立てること

いくら肌に優しい石けんを使っていても、泡を立てずに洗うと肌への負担も大きく、手荒れの原因となる痛みやかゆみを引き起こしてしまいます。

ですので、肌をいたわるためにもしっかり泡立てて洗うことが大切です。

もし、私のように泡立てるのが面倒くさいと思うのであれば、泡で出るタイプのハンドソープがオススメ。

ポンプを1回押すだけでふわふわの泡が出るので、手間をかけずにきれいに洗うことができますよ。

4つ目は優しく洗って石けんの成分をきれいに流すこと

電車のつり革や階段の手すりを持ったときなどは、しっかり汚れを落としたいので強めにゴシゴシと洗ってしまいますよね。

しかし、「汚れは落としても皮膚にダメージを与えない」というのが手洗いの基本。

皮膚を痛めないように優しく洗うのが手荒れを防ぐポイントです。

また、石けんや洗浄剤の成分が肌に残ると必要な手の脂まで落とされ、肌荒れの原因を作ってしまうので、石けんや洗浄剤の成分が肌に残らなくなるまできれいに流すことも重要です。

5つ目は清潔なタオルで拭く

洗面所にタオルを置き忘れたり、外出先でハンカチを持っていなかったりすると簡単に滴を振り落として濡れたままにしていませんか?

この行動は肌に付いた水分が蒸発するとき、肌が持っている水分も奪って手荒れを悪化させてしまうのでNGです。

洗った後は乾いた清潔なタオルで必ず拭くように注意しましょう。

また洗うときと同様に、ゴシゴシこすらず優しく拭くことが大切です。

冬の手荒れを防ぐオススメハンドクリーム3選

そこで、冬の手荒れを防ぐのにオススメのハンドクリームを3つ紹介します。

なお、いずれも1回の保湿で使う量は人差し指の指先から第1関節までとします。

とはいえ、この5つを守って上手に洗えていても、ある程度の手の脂はどうしても失われてしまうので、手洗いの後に保湿ケアを忘れないことも大事なポイント。

1つ目は『コーセーDECORTÉ|キモノ ユイ パフュームド ハンドクリーム』

「トリエチルヘキサノイン」と呼ばれる肌に優しい保湿成分が配合されており、柔らかい肌の状態をキープする効果が期待できます。

保湿力の検証で塗った直後と3時間後の肌の水分量を比べると、5.2%も増加しており高評価だったようです。

持ち運びにも便利なパッケージなので、外出先で手を洗った後にも使えそうなアイテムですね。

2つ目は『花王アトリックス ビューティーチャージ|アトリックス ビューティーチャージプレミアム』

保湿成分の「グリセリン」に加え、潤いを守る効果を持つ「ワセリン」が含まれているので、乾燥肌の予防に適しています。

手に伸ばしやすくてべたつきがあまりないので自然に保湿ができますし、香りも優しく控えめ。

場所を選ばず手洗いの後に毎回使うのにもってこいですね。

3つ目は『資生堂BENEFIQUE|ハンドクリーム』

肌を柔らかくする働きを持つ「尿素」が含まれており、尿素は水分となじみやすい性質があるので保湿力に優れています。

そのため、カサカサした手肌に潤いを与え、つるっとした明るい印象の肌へと変身させてくれることが期待できます。

べたつきにくく、「葉っぱのような落ち着く香り」とのことなので、私のようにハンドクリームのベタベタ感や強い香りが気になる人も爽やかな気分で使えそうですね。

まとめ

冬の手荒れは、空気が乾燥して手の脂の出が少なくなることで起こります。

ですから、冬の手荒れを防ぐには手の脂を落としすぎないよう、ぬるめのお湯と刺激の少ない石けんを使って優しい手洗いをすることが一番の近道です。

そしてただ洗うだけでなく、洗った後のケアを怠らないことも重要なポイントです。

私も外出先でハンカチを忘れたり、ハンドクリームのべたつきが嫌だったりで洗った後のケアを怠りがち。

そのため、乾いた清潔なタオルをお出かけ用のバッグへ常に入れておいたり、べたつきの少ないハンドクリームを探したりと、自分なりにできるケアを模索したいと思います。