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今すぐできる冬の節電対策!風向きは”上向き”か”下向き”どっちが正解

今すぐできる冬の節電対策!風向きは”上向き”か”下向き”どっちが正解
この記事はこんなあなたにおすすめ

・節電に興味がある
・節電方法が知りたい

今年の冬は雪が降る率が滋賀県は多いなーと思っている、あおしゅうです。私が住んでいる地域は守山市という所なんですが、普段はパラパラ程度…今年は10センチ近く積もってビックリ。

あおしゅう

子ども達も普段は積もらない雪に大興奮。

でも寒すぎて、エアコンに床暖房と使いまくっています。電気代がどうなることやら不安…。

この記事では、寒い冬の節電をするための対策やエアコンの風向きなどを効率良く使用して暖を取る方法などを調べてみました。

冬に電気がたくさん使われる時間帯は何時頃?

まず、冬に電気の使用が増える時間帯は夕方から夜(17時から20時頃)がピーク。

その理由は次の3つです。

  • 家族みんなが帰宅して暖房をつける。
  • 暗くなって電気をつけずに生活するのが難しくなる。
  • 夕ご飯の用意をする必要がある。

しかし、こうした家庭での電気の使用が増える時間帯は日が沈むため、太陽光発電の発電量も大きく下がる時期。

そのため、17時から20時頃にかけてはとくに電力需給がきびしくなる傾向にあり、ニュースでも夕方から夜に節電が呼びかけられているのです。

今すぐできる冬の節電対策3つとは?

とはいえ、暖房をつけずにいると風邪をひいてしまうし、夕ご飯の準備は必要不可欠。

また、電気をつけずに生活すると視力の低下や転倒の恐れもあるので、どれも削ることはできないですよね。

そこで、どれも我慢しないで今すぐ取り組める冬の節電対策を3つ紹介します。

1つ目はライフスタイルを見直すこと

たとえば、子供部屋とリビングそれぞれのエアコンを350Wで稼働している場合、どちらか一部屋の稼働にすれば約30%の節電になります。

ですから、17時から20時頃にかけては家族そろってリビングで過ごし、子供部屋のエアコンや照明は消すことを心がけてみましょう。

またオール電化の家庭の場合、お湯の出しすぎに注意したり、お風呂は追い焚きをしないようにみんなで間隔を空けずに入ったりすることも節電につながります。

2つ目は省電力の家電製品を使うこと

家電製品は年々省エネ力がアップしており、エアコンに至っては2011年製と2021年製を比べると約12%も省エネ効果があるようです。

そのため、家にあるエアコンが古いのなら新しい省エネエアコンに買い替えるのがオススメ。

さらにエアコンの消費電力が400~3200Wなのに対して、ホットカーペットは300~1000W、こたつは300~600W、ファンヒーターは200~1,300Wと、エアコンより少ない電力で部屋が温まる家電製品も複数あります。

ですので、帰宅後はファンヒーターで素早く部屋を暖める、ご飯を食べるときはこたつを利用する、暖めたい場所が限られているならホットカーペットでその場所だけを暖めるなどエアコン以外の家電製品も上手に使って暖を取ることも大切です。

3つ目は衣類の着方を工夫すること

暖房器具に頼りすぎず、衣類の着方を工夫するのも節電しながら健康的に過ごせる1つの知恵。

室内でカーディガンを1枚羽織れば2.2度、ひざかけをすると2.5度、靴下を履くと0.6度と、衣類を1枚身にまとうだけで体感温度はアップします。

そして、衣類と衣類との間に空気の層ができると熱が蓄えられるので、衣類の着方については毛布のような厚手の服を1枚着るのではなく、薄くて軽いインナーやセーターを重ね着するのがオススメです。

ちなみに私は下着・中間着・上着の3層構造の重ね着をすることで、今年の厳しい寒波も乗り切ることができました。

節電するなら風向きは上向きか下向きどっちが正解?

しかし、去年の年末から今年にかけては雪の降る回数も多く、どうしても暖房をフル稼働せざるを得ない日もあるでしょう。

そんなとき、節電を意識しながら快適に稼働させるには風向きは下向きが正解。

なぜなら空気には冷たい空気は下、暖かい空気は上に行く特徴があるため、風向きが上向きだと暖房の風が部屋の高い位置に上がり、どれだけ温度を上げても足下の低い位置まで届かなくなってしまうからです。

そのため、部屋全体をまんべんなく暖めるには風向きは下向きで、吹き出し角度は水平に対して60°以上に設定するのが有効です。

また、より部屋を効率よく暖めるには、最初から部屋全体を暖めようと思ってはだめ。

最初は人がよくいるエリア(ソファーやダイニングなど)に向けて左右フラップを調整し、足下周辺を素早く暖めることが重要です。

足下が暖まれば設定温度が若干低くても寒さを感じにくいので、設定温度を1℃下げて約10%省エネしながら快適に過ごすことができますよ。

さらに、暖房の風は床面に届き、床を伝って部屋全体に広がるので、風が弱いと床面まで届く前に上へ舞い上がってしまいます。

ですから節電を意識するのであれば、寒いと感じたときは温度を上げるのではなく、風速を強めにすることを覚えておきましょう。

まとめ

一番電気を使わなければならない17時から20時頃に節電が呼びかけられるなんて、正直嫌になることもあります。

でも、呼びかけを無視してガバガバ使っているとやがて電気の安定供給ができなくなり、私たちの生活に必要不可欠な電気が届かなくなってしまうので、節電から逃れることはできません。

そのため、まずはホットカーペット・こたつ・ファンヒーターなど、エアコンよりも省電力で部屋を暖められるものはないか、おうちの中を探してみてください。

そして、私の家のようにエアコンしかない場合は1つの部屋に家族全員集まって過ごしたり、重ね着をしたりと、ライフスタイルの改善を心がけましょう。

さらに、エアコンのみを使うのであれば風向きや風速、製造年月日についても細かく確認し、効率良い状態で稼働させることも大切です。