・美味しくて甘いイチゴを食べたい
・イチゴ見分け方を知りたい
・傷みにくい保存方法を知りたい
美味しいイチゴの人気ランキングベストスリーとは?
初めに、美味しいイチゴとして人気を集めているのは次の3種類。
1位はあまおう
福岡県で2005年に誕生したイチゴで、果実の一粒一粒が大きく、丸みのある形をしているのが特徴です。
ところが、「あまおう」という名前って実は相性。
本来の名前は「福岡S6号」で、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取って「あまおう」と呼ばれるようになったそうです。
こうした良い条件が4つすべて揃っていることから、イチゴ好きの人に贈るのにも自分で食べるのにも人気なのですね。
2位はとちおとめ
栃木県で1996年に誕生したイチゴで、「久留米49号」と「栃の峰(とちのみね)」の2種類のイチゴを交配させて作られています。
鮮やかな赤色で果実の一粒一粒は大きめ。
栃木県生まれであることと、「イチゴ=女性らしい」というイメージから「とちおとめ」と名付けられたようです。
糖度は高いけれど適度な酸味もあるため、そのまま食べるだけでなく、練乳やチョコレートをつけて食べるのも美味ですよ。
また、果肉が赤いし日持ちがするので、切ってケーキに飾れるというのも人気の秘訣のようですね。
3位は紅ほっぺ
静岡県で2002年に誕生したイチゴで、「章姫」と「さちのか」の2種類のイチゴを掛け合わせて作られています。
形はやや大きめの円錐形で、表面から果肉の中心部まで鮮やかな紅色。
「ほっぺが落ちるほど美味しい」という意味から「紅ほっぺ」と名付けられたそうです。
人気のポイントは甘みと酸味が強くて良い香りがすること。
そのまま食べるのも美味しいですが、ほどよい甘酸っぱさは練乳との相性も抜群ですよ。
美味しいイチゴを見分ける3つのポイントとは?
とはいえ、各場所によって並べられるイチゴの種類は決まっているので、スーパーやイチゴ狩りスポットで自分の好きな種類を選んで食べるのはなかなか難しいですよね。
そこで、種類にこだわらなくても美味しいイチゴを見分けられる3つのポイントをご紹介します。
1つ目は形と大きさ
糖分が詰まった甘いイチゴを食べたいと思ったら、できるだけ大きいイチゴを選びましょう。
中でも一番甘くなっているのは先端部分なので、先端が平らになっているものを選ぶとより美味しいイチゴに出会えます。
さらに、糖分が入りきらなくなると裂け目ができてくるので、表面に裂け目があるイチゴこそがもっとも甘いいちごといえるでしょう。
2つ目はヘタの部分
取れたてで新鮮なイチゴやちょうど食べ頃なイチゴは、ヘタの部分が反り返っています。
また、新鮮なイチゴはヘタの色が濃い緑色です。
そして、ヘタの近くに白い部分が残ったイチゴは未熟な状態なので、ヘタの裏まで濃い赤色で光沢、艶のあるイチゴを選ぶのがオススメです。
3つ目は種
表面の粒々が均一に散らばっているイチゴは、栄養が均等に分配されて全体が甘くなっている証拠。
なぜなら、私たちがイチゴの果実だと思っているヘタの近くは「偽果」と呼ばれる茎の一部で、表面の粒々こそが本当のイチゴの果実だからです。
さらに、表面の粒々が埋もれそうで色艶の良いイチゴを選ぶと、十分に成長しているのでより美味しいですね。
イチゴの傷みにくい保存方法とは?
そして、美味しいイチゴをゲットしたらできるだけ長く楽しみたいですが、パックに入ったままで保存しておくと重なっている部分が潰れ、底の方に入っているイチゴはぶよぶよになってしまいます。
そのため、イチゴ狩りで収穫したばかりの新鮮なもののみ常温で保存し、収穫してから数日経っているスーパーで買ったイチゴは必ず冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
まず、常温保存の場合は傷が付いているイチゴや潰れたイチゴを取り除き、水気が付いているイチゴを一粒一粒キッチンペーパーで拭き取ります。
次に、保存容器に乾いたキッチンペーパーを敷き詰め、ヘタの部分を下にしてイチゴ同士が重ならないように並べたら、キッチンペーパーとラップを保存容器にかぶせましょう。
その後は15℃以下で直射日光の当たらず、風通しが良い場所で保存するのが有効です。
冷蔵庫の野菜室で保存する場合も大体のやり方は同じです。
異なる部分は保存容器へ入れる前に一粒ずつキッチンペーパーで包むこと、イチゴを並べた保存容器にキッチンペーパーをかぶせたらラップではなく蓋をすることの2つなので覚えておきましょう。
そして、どちらのやり方で保存する際も、傷つけないように優しく取り扱うことが大切です。
まとめ
美味しいイチゴで人気を集めているのはあまおう・とちおとめ・紅ほっぺの3つで、色んな種類が並んであるお店で買うのならこの3つのうちのいずれかを選びたいもの。
しかし、好きな種類を選んでゲットするのはなかなか難しいので、形・大きさ・ヘタ・種を見極めながら選ぶのが美味しいイチゴに出会える一番の方法といえます。
また、私はフルーツの中でイチゴが一番好きだけれど、パックに入ったままで常温保存したため、複数のイチゴを傷ませてしまった苦い経験があります。
ですので、私のようなもったいない結果にならないためにもきちんと保存容器に移し、風通しの良い場所を考慮して常温保存するか、冷蔵庫の野菜室で保存するかのどちらかを行ってできるだけ長持ちさせて欲しいと思います。