お花見を最高に楽しむコツやマナー &持ち物や必需品も

お花見を最高に楽しむ2つのコツ

まず、お花見を最高に楽しむには2つのポイントがあります。

1つ目は場所取りにベストを尽くすこと

良い場所を選ぶことができれば桜観賞はもちろん、宴会もしながら存分に盛り上がれます。

そのため、お花見の計画が決まったら事前に下見を行い、桜観賞も宴会も両方楽しめる場所を確保しましょう。

とはいえ、純粋に桜を観賞するのは良いけれど、桜の木のすぐ下はでこぼこしていて座るのにも安定しないので、木からは少し離れた場所を選ぶのがオススメです。

また、夜まで宴会が続く場合は明るい方が長い時間楽しめるので、夕方から宴会をメインに行うなら該当や照明の下を確保すると良いでしょう。

さらに、臭いや衛生面を考えるとトイレやゴミ収集所は遠い方が良いけれど、小さいお子さんがいる場合は早めにトイレへ行きたくなったり予想以上のゴミが出たりすることもあるので、お花見用に設置されたトイレとゴミ収集所からは遠すぎず近すぎない場所を確保するのが有効です。

そして、近くに屋台や雨宿りできる休憩所があれば、お腹がすいたときも疲れたときも安心ですね。

2つ目は積極的に色んな人と交流すること

お花見は上下関係を気にせず、横のつながりも普段以上に近くなりやすい行事なので、垣根を越えて人間関係を広めたり深めたりできるチャンス。

ですから、家族やいつもの仲間で楽しむだけでなく、普段なかなか会えない友達を誘ったり、時にははじめて会った近くのグループに混ぜてもらったりしながらできるだけ大きな輪になって楽しみましょう。

仕事に関するアドバイスをもらえたり、同じ趣味を持つ仲間ができたりと、お花見をきっかけに得られる意外な発見や密なつながりがきっとあるはずです。

実際に私も県外のペンフレンドを誘ってお花見に行った際、桜を見ながらゆっくり語り合うことでペンフレンド以上の友人関係へと発展し、その友情は19年経った今でも続いています。

お花見を最高に楽しむための3つのマナー

そして、お花見を最高に楽しむためには、節度を守って周囲の方々に迷惑をかけないようにするのも大切なこと。

トラブルを起こしてすべてが台無しにならないよう、以下の3つは必ず守りましょう。

1つ目は桜を傷つけないこと

桜はとてもデリケートな木で、小さな傷口1つで全体が枯れてしまう可能性もあります。

そのため、桜の枝を折ったり花びらをちぎったりする行為は絶対に辞めましょう。

また写真を撮るために枝を無理矢理引っ張る、場所取りのロープやテープを枝に引っかける、木に登って座るといった行為も厳禁です。

2つ目は場所取りを平和的に行うこと

お花見を楽しむためには少しでも良い場所を確保したいものですが、他の人の場所を横取りしてはいけません。

少ない人数で楽しむ場合は必要以上に広い場所を占領せず、大人数で来ている方に譲ってあげるのも思いやりです。

3つ目は後片付けをきちんと行うこと

あなたがお花見を楽しんだ場所は、これからも長く多くの人がお花見を楽しむ場所でもあります。

ですから、後片付けは最後まで気を抜かずに行いましょう。

とくに、自分たちで出したゴミは責任を持って片付けるのがマナーなので、缶・瓶・燃えるゴミ・燃えないゴミをきちんと分別して所定の場所へ持って行くことが大切です。

これだけはそろえたいお花見に持って行く3つの必需品とは？

では最後に、楽しみ方とマナーがわかった上で、私がお花見に持って行く3つの必需品を紹介します。

1つ目は食べ物と飲み物

お花見で積極的な交流を図るためにも、食べ物と飲み物は必須。

しょっぱいお菓子と甘いお菓子をバランスよく揃えてジュースを飲んだり、弁当を持参してお茶を飲んでもOKです。

お酒とおつまみを用意するのも宴会が盛り上がって楽しめそうですね。

2つ目はレジャーシート

お花見会場にはすべて椅子があるとは限りません。

桜の木に座ることのないよう、人数にあった大きさのレジャーシートを必ず持って行きましょう。

地面が固くて凸凹している場所でも安心して座れるよう、なるべく厚手のものを持って行くのがオススメです。

3つ目はゴミ袋

食べ物や飲み物を用意して楽しんでいると、思った以上にゴミが出ます。

先ほどご紹介した通り、自分たちで出したゴミはきちんと分別して片付けるのがマナーですので、最低でも4つは準備しておくのが鉄則。

ゴミの量は種類によっても異なるので、大・中・小と、いくつかの大きさのゴミ袋を持って行けば片付けもスムーズにできるでしょう。

まとめ

お花見を最高に楽しむコツは、場所取りにベストを尽くすことと、積極的に色んな人と交流すること。

しかし、周囲の方々に迷惑をかけてしまっては楽しいお花見も台無しになってしまいます。

コロナ対策も少しずつ緩和され、今年は久しぶりにワイワイと盛り上がるお花見ができそうな予感。

レジャーシートやゴミ袋を持参すること、場所取りに配慮することなど、節度と思いやりのある行動に気を付けながら楽しみたいですね。