花火大会を楽しむ3つのコツ
初めに、花火大会を思いっきり楽しむコツは次の3つです。
1つ目はきれいに花火が見える場所を選ぶこと
花火をきれいに見るためには、まずは周りに高い建物がないか確認し、視界が遮られない場所を選びましょう。
それに加え、風下を選ぶと花火の煙が顔の方に流れ、せっかくの花火が煙で隠れて台無しになってしまいます。
ですから、煙の流れていく方向を確認したら風上になる場所を選ぶのもポイントです。
2つ目は花火の種類や大きさを事前に知っておくこと
花火の種類は光や色を割火薬で四方八方に飛ばす『割物』と、玉が上空へ達した際にくす玉のように2つに割れて色々な内容物を放出する『ポカ物』の2種類。
また、花火の尺玉は3号・4号と号数が大きくなる毎に、玉の大きさも花火の大きさも大きくなります。
そして、見られる花火の種類や大きさは各花火大会の会場によって異なるので、事前に種類と大きさを知ったうえで会場を選べば、見たい花火をより楽しむことができるでしょう。
3つ目は屋台を楽しむこと
各花火大会毎に違った屋台が出店されており、花火とともに食事やジュース・お酒があれば、風情たっぷりの夏の夕暮れをより有意義に過ごせること間違いなし。
大分県中津市発祥の『中津から揚げ』、兵庫県明石市発祥の『明石焼き』、秋田県横手市発祥の『ホルモン焼きそば』など、ご当地グルメを楽しむのも花火大会の醍醐味ですね。
2023年に開催が決定されている花火大会3選
とはいえ、花火大会は毎年混雑が予想されるため、思いっきり楽しむには渋滞も加味しながら余裕をもって計画を立てておくのがベスト。
そこで、2023年3月時点で開催が決定している花火大会を3つご紹介します。
1つ目は『なにわ淀川花火大会』
大阪府大阪市淀川区新御堂筋淀川鉄橋の下流で行われ、今年は35回目の開催となります。
日時は8月5日(土)の19時30分から20時30分までです。
一番の見どころは水中スターマイン。
連射連発方式で打ち上げられ、迫力満点で見応えがあるようですよ。
2つ目は『諏訪湖祭湖上花火大会』
長野県諏訪市にある諏訪市湖畔公園で行われ、今年は4年ぶりの開催となります。
日時は8月15日(火)の19時から21時までです。
前回は40000発の花火を打ち上げており、今年どんな花火が打ち上げられるかは4月に発表予定とのこと。
2019年を最後に分散開催されていた花火大会が復活することになるので、期待に胸が膨らみそうですね。
3つ目は『大曲の花火全国花火競技大会』
秋田県大仙市大曲の花火公園(雄物川河畔)で行われ、今年は95回目の開催となります。
日時は8月26日(土)の17時15分から21時30分までです。
選び抜かれた全国の花火が実力派の有名花火業者によって打ち上げられ、日本一の花火師を決める大会なので、昼花火と夜花火の両方を楽しめるのが最大のポイント。
昼花火の協議会では光やカラフルな煙で夜花火とは違った花火を楽しめます。
そして夜の競技大会では『10号玉芯入割物』、『10号玉自由玉』、『創造花火』の3部門で競い合い、最優秀賞の花火業者には内閣総理大臣賞が授与されるとのこと。
見どころ満載で、最初から最後まで飽きずに楽しめそうですね。
2023年は中止・集約が決定している花火大会
ところが、全国の花火大会の中には開催が決定されているものだけではありません。
とくに、以下の2つはすでに中止・集約が決まっていますので、大会に合わせて計画を立て始めている場合はご注意ください。
1つ目は『広島みなと夢花火大会』
毎年7月に行われている大会で、広島港で約10000発の花火が打ち上げられていました。
しかし、2023年はJR広島駅の南口広場などが工事のため、「観客の誘導を安全に行うことができない」という理由いよって中止が決定されています。
東京オリンピックによる警備人員の不足や新型コロナウイルスの影響により、2020年以降3年連続で中止になっているため、代替イベントの開催も検討されているようです。
2つ目は『長良川の2つの花火大会』
こちらは完全に中止ではなく、毎年夏に2週連続で開かれる長良川の花火大会が今年から1つに集約される形です。
理由は警備に負担がかかっており、1つの大会の警備を1つの会社が行うのは厳しくなったからだそうです。
とはいえ、形を変えてでも市の名物を残してくれたのはとても喜ばしいことですね。
まとめ
私は花火大会といえば音を楽しむイメージしかなかったため、わざわざ混雑する会場へ足を運ぶのは面倒くさいと思っていました。
でも、花火の大きさや種類を事前に学習し、きれいに見える場所を選べば光や動きも感じられるそうですね。
それぞれの会場によって見られる花火や出店される屋台も違うことがわかったので、今後は色んな花火大会に足を運んでみたいと思います。