秋冬に楽しめる九州の人気観光地4選
まず、秋冬に楽しめる九州の人気観光地は以下の4つです。
1つ目は熊本県の『黒川温泉』
紅葉がきれいなことで有名な西日本屈指の人気温泉地。
とくに、黒川温泉らしさを感じさせる温泉宿「里の湯和らく」は、露天風呂から紅葉を楽しめるのが魅力です。
紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬。
宿泊はもちろん、日帰りでも満喫できるようなので、紅葉と温泉を一緒に楽しみたい人にはピッタリですね。
2つ目は佐賀県の『九年庵』
九州の紅葉スポットランキングでは常に上位に入る定番中の定番。
明治時代に九年の歳月をかけて地元の実業家が造営した別荘と庭園で、国の名勝に指定されているそうです。
紅葉は毎年11月15日から23日の固定日に公開されており、例年最終日が一番の見頃。
毎年春に3日間、秋に9日間の年間12日間だけ限定公開されており、普段は非公開だそうですよ。
3つ目は長崎県の『仁田峠』
季節ごとに美しい風景を見せてくれる仁田峠の冬の楽しみは、雲仙では「花ぼうろ」と呼ばれる霧氷です。
晴れた日なら陽光が反射して、輝くダイヤモンドのようにキラキラ。
ロープウェイで向かう妙見駅から妙見神社へと続く道沿いでは霧氷のアーチも見られます。
見頃は12月上旬から3月上旬です。
4つ目は鹿児島県の『フラワーパークかごしま』
世界各地の植物が楽しめる植物公園。
1月下旬からは早咲きの桜イズノオドリコが見頃を迎え、撮影スポットとしても人気を集めています。
品種や色が豊富なチューリップ展もあり、1月下旬から2月に行くと楽しめそうですよ。
秋冬に楽しめる九州の隠れた穴場スポット4選
この他にも、九州には秋冬に楽しめる隠れた穴場スポットが4つあります。
1つ目は福岡県の『舞鶴公園』
江戸時代に建設された福岡城の跡地にある公園で、モミジとイチョウの木の紅葉が彩る穴場な場所です。
イチョウの絨毯が綺麗で映えるけれど穴場スポットなので、紅葉狩りをゆっくり楽しめるのが魅力。
紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬です。
2つ目は宮崎県の『青井岳自然公園』
美しい清流が流れる公園で、川沿いでは水面と紅葉の合わさった景色を楽しめます。
園内にはキャンプ場や温泉宿泊施設もあるので、気分転換にキャンプをしていつもと違う1日を過ごしたり、温泉に浸かって日頃の疲れを癒したりできますね。
紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬です。
3つ目は大分県の『金鱗湖』
湖に住んでいる魚たちの鱗が夕日で金色に光ることから「金の鱗」と名付けられており、冬の朝に行くのがオススメ。
なぜなら、湖底から温泉が湧いているので水温が温かいからです。
寒い冬の朝はこの温泉が湯気となり、冬にしか見ることのできない風景を作り出してくれるそうですよ。
湖畔にはレストランやお土産屋さんといった施設も多いので楽しめそうですね。
4つ目は熊本県の『阿蘇ネイチャーランド』
冬の阿蘇の大自然を活かした体験が準備されており、パラグライダー体験が人気。
夕日を見ながらパラグライダーで飛ぶサンセットフライト等もあり、インストラクターと一緒に飛ぶこともできるので安心です。
ロープで係留した熱気球に乗る熱気球体験も好評で、澄み切った空気の中で熱気球から見る阿蘇の冬朝の草原が感じられるでしょう。
他にもポッカール・マウンテンボード・トレッキング・キャニオニング・天空のヨガなど、バラエティーに富んだ体験が盛りだくさん。
冬は運動不足になりがちなので、体を動かすアクティビリティもたまには良いのでは?
観光スポットを訪れるときに注意することは?
最後に、こうした施設や観光スポットを訪れる際には、注意すべきことが2つあります。
1つ目は営業時間をチェックしておくこと。
理由は、営業時間によってコースや移動の順番が前後するからです。
食事をしたい場所があるのなら、ランチやディナーのスタート時間やラストオーダーの時間についても確認しておくと良いですね。
そしてもう1つは現地でしたいことの優先順位を決めること。
行きたい場所ややりたいことがたくさんある場合は、優先順位の高いものから計画的に組み込むのがオススメです。
ムダのない移動ルートを考えられるので、充実した旅になりますよ。
まとめ
今回は、秋冬に行きたい九州の人気観光地と隠れた穴場スポットを紹介しました。
秋冬といえば紅葉や雪景色の美しい東日本をイメージしやすいですが、西日本の九州にも秋冬に楽しめる観光スポットがたくさんあります。
「コロナの制限も緩和されつつあるので今年の秋冬こそ旅行したい」と思う方は、営業時間をチェックし、現地でやりたいことの優先順位を決めたうえで、この記事を参考に充実した旅行プランを立ててみてください。