・夏休みの宿題でおすすめの本を知りたい
・3年生、4年生のおすすめ読書本は何か
夏休みが近くなると、宿題の心配が出てきませんか?
夏休みの宿題といえば、読書感想文や自由研究はだいたいお決まりですよね。
そんな中、どんな本にしようかと迷ってしまうのも悩みの種かなと。
私もいつかは悩むであろう課題なので、調べてみました。
この記事では、夏休みの宿題のひとつである、読書感想文におすすめの本を3年生&4年生編でご紹介します。
小学3・4年生におすすめ!読書感想文向けの本(物語編)
物語の本でおすすめは以下の3冊です。
1冊目『いやいやえん』
童話作品で、全7作のお話が1冊に詰まっています。
主人公は元気できかんぼうな保育園児の男の子。
現実とは少しずれている不思議な雰囲気がある絵本で、ちょっと奇妙な世界観が魅力の作品です。
お話は短いものから長いものまであり、好きな順番で読み進めることができるので、読書に慣れていない子供にもぴったりなのではないかと思います。
2冊目『子ぶたのトリュフ』
主人公は隣の農場で生まれたばかりの子ぶたのトリュフの命を救うため、こっそりと家に連れ帰ってしまいます。
そして、主人公の元で賢く勇敢なブタに成長したトリュフは、クリスマスイブの日にある仕事を任されます。
命の尊さや責任・行動力について考えさせられる1冊だそうです。
ドキドキワクワクしながら読み進めることができるようなので、ファンタジー映画が好きな子供は楽しめるのではないでしょうか?
2019年に小学校中学年の部の課題図書に選ばれた作品です。
3冊目は『長くつ下のピッピ』
主人公のピッピは、パワフルでからっとした性格の女の子。
著者が病気の娘を喜ばせるためにつくった物語とされており、世界一強い女の子のお話です。
内容はとにかく明るく愉快で元気が出るといわれているので、本が苦手な子供も楽しく読めそうですね。
小学3・4年生におすすめ!読書感想文向けの本(学習編)
続いて、新たな知識を学べる本として以下の3冊がおすすめです。
1冊目『そうだったのか! しゅんかん図鑑』
シャボン玉を指で割った瞬間、ろうそくの炎が消える瞬間、ポップコーンが弾ける瞬間。
こうした身近に起こるさまざまな瞬間を切り取った写真が掲載された、子供の好奇心と学習意欲を刺激してくれる写真絵本です。
科学に興味のある子供や、お子さんに自然科学に興味を持たせたいと思うママにもオススメです。
2冊目『カラスのいいぶん:人と生きることをえらんだ鳥』
身近な鳥で嫌われがちなカラスについて、縄張りや子育てなど、幅広いことを教えてくれる1冊。
自然や動物に興味がある子供にピッタリです。
豆知識も含めてカラスのことをたくさん学べるようなので、読み終わる頃にはカラスのイメージが変わるかもしれませんね。
3冊目『もうひとつの屋久島から』
屋久島の歴史を深く学べるドキュメンタリー本。
屋久島で過去に森林伐採があった事実、自然遺産に登録されるまでの経緯、現在の屋久島と今後における屋久島の在り方などが、日本の自然遺産である屋久島に在住する著者「武田剛氏」によって語られています。
自然破壊や環境問題について考えさせられ、感じたことを文にしやすい読書感想文向けの1冊だそうです。
読書が好きで意欲的な子どもはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
読書感想文の本を選ぶ2つのコツ
物語編、学習編と読書感想文向けの本をご紹介してきました。もし他の本がいいかなと思ったときに選ぶときのポイントも2つご紹介します。
1つ目は興味のあるジャンルで選ぶこと
本には対象年齢が定められていますが、子供の年齢と合っていても本人が興味を持てなければ読書の途中で飽きてしまいます。
ですから、お子さんと一緒に本を選ぶときには、自分の子供が興味を持って最後まで読み通せそうかを確認してから選ぶことが大切です。
ファンタジー映画やゲームが好きな子供ならフィクションの小説、科学やSFに興味がある子供なら科学書や図鑑、普段から読書が好きで意欲的な子供ならあえて普段は読まない分野にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
ちなみに私は映画・音楽・スポーツ・ファッションに関心があったので、芸能人のエッセイを読んでいました。
また実際に読み始めた後でも、自分の興味と違うように感じたら、思い切って別の本に変えても大丈夫。
お子さんが本当に楽しい・おもしろいと思う本で感想文が書けるように助け舟を出してあげてくださいね。
2つ目は課題図書から選ぶこと
課題図書に指定される本は心に訴えかけるようなお話や考えさせられるテーマなど、感受性を育てる教育的な本がいっぱいです。
ですから、読書感想文用に本を選ぶ際は、図書館協議会・新聞社・各出版社が指定している読書感想文コンクールの課題図書から選んでみるのもオススメです。
絵本や図鑑を含めて色々なジャンルの本がラインナップされるので、楽しみながら学べる本に出会えるかもしれません。
夏休みの宿題!読書感想文向けの本のまとめ
明るく愉快な物語や好奇心を刺激する写真絵本、学んで考えさせられるドキュメンタリー本など、読書感想文向けの本にはさまざまなジャンルがあります。
読書力に合わせて、お子さんの興味のあるジャンルの本を一緒に選んでみてください。
私は読書が苦手で芸能人のエッセイ以外は全部読み切った記憶がありませんが、日頃からたくさん読書をしている子供であれば、課題図書に指定されている少し難しい本を読んでみるのもオススメです。
最後まで、ありがとうございました。