・熊本の梅雨入りを知りたい
・また熊本の梅雨明けはいつ頃になるのか?
5月のゴールデンウィークも終わり、半ばが過ぎようとしていますね。
ここ最近の天気は良い日もあれば、バケツをひっくり返したような雨が降ったり。またまた、肌寒かったりと何を着たら良いかなと悩む日もあったりしました。
今年は熊本に引っ越してきて、滋賀がある関西と九州では若干の梅雨入りが違うのかなと思って予想してみることにしました。
14〜5年ぶりの熊本での梅雨
特に、熊本は湿度が高いイメージがあったように思います
この記事では、私が住んでいる熊本の梅雨入りと梅雨明けの予想をご紹介していきます。
2023年熊本県の梅雨入り時期の予想は?
初めに、熊本県は九州南部に含まれており、もっとも梅雨入りが早かったのは1956年5月1日頃。
逆にもっとも梅雨入りが遅かったのは翌年の1957年6月21日とされています。
ただし、県庁所在地の熊本市は北部となり、北部でもっとも早く梅雨入りしたのは2021年5月11日頃、一番遅い梅雨入りだったのは2019年6月26日頃でした。
とはいえどちらも極端すぎる数値で、よほどのことがなければ2023年も5月上旬や6月後半に梅雨入りすることはありません。
そして、熊本県の梅雨入りの平年時期は5月30日から6月12日頃で、気象庁のグラフでは南部は年によって多少前後はあるものの、平均を表す線がほぼ真横になっています。
また、北部のグラフは右下がりになっており、僅かではあるものの、梅雨入り時期が年々早くなってきている事がわかります。
これらのことから考えると、2023年の熊本県の梅雨入りは6月5日頃になりそうです。
梅雨入り前に色々と対策せねば!
うちで使っている除湿機も今年はフル活用しそうな予感。
ただ洗濯して乾かすためのサーキュレーター的な使い方をしていたので、部屋の除湿機として使うのであれば小さい気がする。
ちなみに今使っているやつは、これだよー
小さいけど、除湿機能はあるしサーキュレーターとしても申し分ないかったです。
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2023年熊本県の梅雨明け時期の予想は?
次に梅雨明けの時期ですが、九州南部はもっとも梅雨明けが早かったのが1955年の6月24日。
逆にもっとも梅雨明けが遅かったのは1957年の8月8日です。
ただし、6月に梅雨明けしたのはこの1回のみなので、2023年も6月に梅雨明けすることはないと考えてOKです。
また、8月に梅雨明けしたのも1957年と1954年の2回しかないので、2023年も8月に梅雨明けすることはまずないでしょう。
一方、熊本市が位置する九州北部でもっとも梅雨明けが早かったのは1994年の7月1日頃、逆にもっとも梅雨明けが遅かったのは2009年の8月4日頃でした。
とはいえ、こちらも南部と同様に過去のデータの中では極端な数値となっているようなので、2023年も7月上旬に梅雨明けする可能性はかなり低そうですね。
そして、気になる熊本県の平年の梅雨明けの目安は7月12日から7月26日頃で、気象庁のグラフによると北部は僅かに梅雨明け時期の平均を表す黒い線が右肩上がりになっているので、梅雨明けは遅くなる傾向にあります。
また、2023年は夏までの間にエルニーニョ現象が発生する可能性が80%とかなり高く、エルニーニョ現象が発生する年の九州南部の梅雨明けは46%の確率で遅くなる傾向にあります。
ですのでこれらのことを考え合わせると、2023年の熊本県の梅雨明け時期は7月19日頃になりそうですね。
2023年熊本県の梅雨期間の予想は?
さらに、梅雨入りや梅雨明けの時期も気になりますが、長梅雨は経済が冷え込んでしまうので、2023年の梅雨期間の傾向も気になりますよね。
これについて、まず熊本市が位置する九州北部の梅雨の期間がもっとも短かったのは1978年と2017年で、どちらも日数は23日。
逆に梅雨の期間が一番長かったのは1954年で、日数はなんと80日でした。
ただ最近では梅雨の期間が80日・60日を超えるようなことはなく、過去に梅雨の期間が30日を切った年も僅か7回しかありません。
それに、九州北部の梅雨期間の平均が43日なので、梅雨期間は長くなってきていることがわかります。
一方、熊本県の大半を占める九州南部で梅雨の期間がもっとも短かったのは1964年で、日数は21日。
逆にもっとも長かったのは北部と同じで1954年の80日間です。
とはいえ、このように短かった日数と長かった日数の差は2か月近くあっても、これまで梅雨の期間が60日以上となったのは僅か8回のみ。
そのうえ、30日未満の年も5回しかなく、九州南部の梅雨期間の平均日数は45日間となっているので、北部よりも少し長いことがわかります。
以上のことから、2023年の熊本県全体の梅雨期間は43日から55日間くらいと予想できそうですね。
まとめ
2023年の熊本県は6月5日頃に梅雨入りし、7月19日頃に梅雨明けすることが予想されるため、梅雨明けは例年よりも遅くなると考えられます。
とはいえ、熊本県は大半が九州南部に含まれているものの、県庁所在地の熊本市は北部に含まれるので、場所によって雨の量が変わることも多いです。
具体的には、熊本市が位置する九州北部は一年を通して降水量は少なめなので激しい雨が続くようなことはありません。
しかし、熊本県の大半を占める九州南部は、夏に降水量の多い太平洋側気候南海型なので、梅雨が明けても雨には注意する必要があります。
そのため、まずは同じ熊本県内であっても自分の住んでいる場所は南部と北部のどちらに位置するのかを確認しましょう。
そして、天気予報をこまめにチェックしてから行動することが大切です。
雨の日やその日の降水量をあらかじめ知っておけば、お出かけの計画も立てやすくなりますよ。