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台風間近!家庭でできる台風対策&防災グッズを紹介

家庭でできる3つの台風対策とは?

初めに、家庭で事前にできる台風対策は3つあります。

浴槽やバケツに水を溜めておく

1つ目に、断水してしまったときでも手を洗ったりトイレの水を流したりできるよう、浴槽やバケツに水を溜めておきましょう。

ただし、小さい子供がいる場合は溺れてしまう危険もあるので、しっかりと蓋を閉めることと、水を溜めている場所へ行かないように見守ることが大切です。

屋外の物は屋内へ避難

2つ目に、物干し竿・植木鉢・スリッパなど、いつもベランダに置いている物は屋内へ避難させましょう。

暴風の影響で物が吹き飛ぶと、ガラスを割ってしまう可能性もあるので、軽い物でも移動させておくことが重要です。

また、台風による悪天候は人間だけでなく、飼い犬にも大変危険な状態です。

外で犬を飼っている場合は犬を家に入れることを忘れないでください。

さらに、台風の被害で窓ガラスが割れると犬は驚いて逃げ出し、行方不明になることも考えられるので、犬のネームタグや首輪には名前と連絡先を書いておきましょう。

排水溝の掃除

3つ目に、マンションに住んでいる場合は、事前にベランダの排水溝を掃除しておきましょう。

水捌けをよくしておけば、ベランダから水が浸水するのを防ぐことができますね。

台風で避難する際に必要な防災グッズとは?

次に、台風が来ると河川の氾濫により、避難指示や避難警告が出されるケースがあるので、すぐに持ち出せるように防災グッズを入れた非常用袋を準備しておくことが大切です。

具体的に、避難用の防災グッズは3つのカテゴリーに分けられます。

食料品

1つ目に、食料品は電気・ガス・水道などのライフラインが止まってしまった状況でも調理ができるものを中心に、およそ3日分を用意しましょう。

とくに持っておくと安心なのは以下の4つです。

  • 乾パンやクラッカー
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • 粉ミルク

それに加えて、1日1人3リットルの飲料水も3日分用意しておくことが大切です。

医療品

2つ目に、衣料品は避難所でもなるべく通常の生活ができるよう、以下の3つが必須です。

  • 常備薬
  • 紙おむつ
  • 生理用品

また、感染症対策としてマスクと消毒ジェルも準備しておくと良いですね。

電気製品

3つ目に、電気製品は避難所で停電したときに備え、以下の4つを用意します。

  • 懐中電灯
  • ラジオ
  • 電池
  • モバイルバッテリー

スマートフォンの充電を気にしていると、最新の情報を得たり、離れた場所に住む家族や友人と連絡を取ったりしにくくなるので、モバイルバッテリーはあらかじめ充電しておくことが重要です。

ケーブルをつないで充電できる手回しタイプの防災ラジオも有効な手段になるでしょう。

台風から建物を守るための防災グッズとは?

そして、防災グッズは避難用だけでなく、台風から建物を守るためのものも4つあります。

ガラス飛散防止フィルム

1つ目に、窓ガラスの内側には破片の飛び散りを防ぐガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。

風で物が飛んできて窓ガラスが割れ、ガラスの破片で怪我をする事故を防ぐことができます。

ゴミ袋と段ボール

2つ目に、ゴミ袋と段ボールは断水時に簡易水タンクとして役立ったり、赤ちゃん用の簡易お風呂を作れたりする優秀なアイテムです。

それだけでなく、下水道が復旧するまでの間は簡易トイレとしても使えます。

いざというときに使えるよう、普段から備蓄しておくのがオススメです。

吸水シート

3つ目に、屋根裏・サッシ周り・地下などは台風で浸水する恐れがあるので、吸水シートを敷いておきましょう。

一定量の水を吸い取ることができるグッズなので、水が室内に染み出るのを防ぐのに有効です。

スマートホームパネル

4つ目に、台風のときは物が飛んできて電線を遮断したり、電柱や電線が損傷したりするので停電が起こりやすく、復旧までには数日以上かかるかもしれません。

ですから、そのような場合に備えてスマートホームパネルを取り付けておくのも1つの手段。

停電によって自宅の電力が止まった際に、蓄えられた電力をわずか0,002秒で家電などへ自動的に供給してくれるそうです。

使用する配線の優先順位を設定し、電力の残量をもとに優先度の低い配線を自動的に遮断してくれるので、安心して生活できるでしょう。

電力の残量はスマートフォン用のアプリで確認できるようですよ。

まとめ

台風は事前に天気予報で状況を確認しながら対策できる災害でもあります。

家庭でできる対策は雨風がひどくなる前に行いましょう。

また、防災グッズは避難用と建物用の両方を台風シーズンがくる前に準備しておくことが大切です。

事前に準備をしておけば、台風が発生しても慌てずにテレビやラジオのニュースに耳を傾け、進路や規模を把握した上で自分と家族を守ることができるでしょう。