子ども関係

子どもへの上手な叱り方&しつけ方・イライラした時の対処法も

子どもへの上手な叱り方&しつけ方・イライラした時の対処法も
この記事はこんなあなたにおすすめ

・子どもを叱るときの声の掛け方が分からない
・子どものしつけはどうしたら良いのか
・叱り方やしつけしている際のイライラの対処法

おもちゃをなかなか片付けなかったり、買い物に行くと毎回欲しいものをおねだりされたり、子どもはなかなかこちらの思うようには動いてくれないですよね。

とくに忙しい時や急いでいる時にこうした子どもの困ったところが、いちいち目についてイライラすることも多いのではないでしょうか!?

あおしゅう

おもちゃ片付けなくてイライラ…、あれ買ってこれ買ってイライラ…
言っても言っても中々うまくいかなくてイライラ…
イライラして怒ってしまい、あとで後悔しかない。

そのため、大人になったいまではイライラしながら子どもを叱ったり、しつけたりするのは果たして良いことなのか疑問が残ります。

この記事では、子どもへの上手な叱り方やしつけ方、イライラした時の対処法を母親の行動や言動を振り返りながら改めて考察したいと思います。

イライラするのはしょうがないですが、少しでも子どもとの関わり方の参考になれば嬉しいです。

上手な子どもの叱り方&しつけ方

ということで、まずは嬉しかったことを思い出してみることにしました。

すると、母親は2つの上手な叱り方やしつけ方をしていたことに気づきました。

1つ目:叱る理由を教えてくれていたこと

私は片付けをしなければいけない理由がなかなか理解できない子どもでした。

母親はよく「散らかったおもちゃを通った人が踏んだら痛いよね」と、片付けなければいけない理由を説明してくれていたのを思い出しました。
その結果、私も叱られた理由に納得し、おもちゃを片付けるようになっていたことを覚えています。

ただし「サンタさんプレゼントいらないて言うよ」「鬼に電話しようかな」などと、子どもを脅すような言葉、怖がらせる言葉を叱られる理由として使うのはNG。
なぜなら、叱られた本当の理由がわからないまま大人になってしまうので、同じ間違いをいえ以外の場所でも起こす可能性があるからです。

実際に私の友人も「怖いおじさんに連れて行かれるよ」と言って叱られていたので、片付けをする意味がわからず、保育園や小学校でも使った物の片付けができないままでした。
ですから、たとえ1回で理解できなかったとしても、叱る理由をきちんと伝えてあげることを心がけたいですね。

2つ目:片付けなどできたら褒めてくれたこと

母親は私が叱られた理由に納得した上で、おもちゃの片付けを自分からやろうとすると必ず褒めてくれていました。

その際「今日はいい子だったね」ではなく、「今日はきちんとお片付けできたね」と褒めてもらえると、次も頑張ろうという気持ちになっていたので、具体的に内容を褒めることが重要だと思います。

また、たとえ全部のおもちゃが片付けられなかったとしても、片付けようとしたことを褒めてくれていたのも大変嬉しかったので、失敗しても頑張ろうとしたことを褒めて努力を認めてあげるのが重要だと思います。

下手な子どもの叱り方&しつけ方

とはいえ、そんな優しい母親も忙しい時期や急いでいる際になるとイライラしていたのか、2つの下手な叱り方やしつけ方で私を困らせていました。

1つ目:大きな声で怒っていたこと

しかし、感情的に大きな声で怒るのは、自分が腹を立てていることを子どもに伝えているだけ。
子どもを叱る本来の目的は、子どもを良い方向に導くことですが、大きな声で怒られると子どもは威圧的な態度に萎縮し、「どうせ自分はダメな人間だ」という気持ちでいっぱいになってしまいます。
実際に私も年末年始は常に母親の機嫌を伺い、何事にも諦めがちになっていました。
そのため、子どもに感情的になりそうな場合は、一度深呼吸して気持ちを落ち着かせてから話すことが大切ですね。

2つ目:罰を与えられたこと

最近ニュースを見ていると、しつけのためと言って罰を与えて分からせようとする大人が多いような気がします。でも罰はしつけには必要ない物だそうです。

なぜなら、罰を与えられると、子どもにはそのときの恐怖の記憶が残ってしまうからです。

ですから、無意識のうちに罰を与えてしまわないように「しつけに罰は必要ない」と、覚えておくことが肝心です。

日頃から自分に言い聞かせておけば、自然と身についてくるのではないでしょうか?

もしイライラしたら試してみて

もしイライラしたら試して欲しいのが、自分が一番最初に感じたことを素直に子どもに話すことです。

たとえば片付けをしないときに怒るのは「片付けないおもちゃを踏んでしまって足が痛かった」ということですし、買い物など出掛けて行っておねだりされたら怒るのは「忙しくかったり、毎回毎回買うわけにもいかない」ということですよね?

でしたら「おもちゃを片付けなさい」や「おもちゃやお菓子は買わない」などとイライラして感情をぶつけるのではなく、「今おもちゃを踏んで痛かったから片付けて欲しい。」「今日はおもちゃやお菓子を買いに来たのではない。」など、素直な気持ちや説明を伝えることが大切です。

あおしゅう

私は買い物に行くときは、お店に入る前に約束をします。
長男はその時は「うん」と返事はしますが、まだ4歳ですし忘れるのは当然です。
その時は、一回一回止まって長男の顔を見て説明するようにしています。

私も怒りに任せて怒っているばかりではいけない、痛い・困るなどの気持ちを伝えるようにしてゆっくり伝えれば、子どもは理解しやすくなると思います。

まとめ

自分が忙しかったり、朝のバタバタしている時間の子どもの行動に対してイライラし冷静な判断ができず、ついつい感情的になって怒ってしまいがち。

でも、大きな声で怒ったり罰を与えたりするのは、大人になっても恐怖を残すことになるので絶対にオススメできません。

あおしゅう

頭では分かっているけど、私たちも人ですし感情が先に出てしまうのも分かります。

私は最近「イラッ」ときたら、一旦深呼吸をして自分を落ち着かせるように心がけています。怒ってしまう原因は私自身の余裕のなさでもあるのかなと思っているからです。

忙しいときでも叱る理由を説明し、改善したら褒めることが重要だと分かったので、私も子育てをする際には肝に銘じて接していきたいと思います。

最後までありがとうございました。

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