・子どもの偏食に悩んでいる家族
・偏食をできるだけ減らす方法
子どもの偏食に悩む家族は多いと思います。成長期にいる子どもの体のためにも食べて欲しいのが本音。
特に偏食として多いのが、野菜ではないでしょうか?
長男も超がつくほど偏食です。次男は今のところ、野菜もしっかり食べてくれますがいつ好き嫌いが出てくるかヒヤヒヤ。
この記事では、子どもの野菜嫌いの原因やできるだけ偏食を減らす方法を体験とともにご紹介して行きます。
少しでも子どもの偏食、特に野菜嫌いが改善されるよう参考になれば嬉しいです。
野菜を嫌いな子どもが実は多い
なんと子どもの野菜嫌いは、単なる好き嫌いだけではないそうです。味覚に関する本能的なもので野菜嫌いが発動するという…なので、子どもが好き嫌いをする原因をしっかり見ていきましょう。
私たち人間の舌は、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の5つの味を基本として認識しています。その中の「甘味」「塩味」「旨味」は生きていくためには必要なエネルギー源と認識されており、本能的に好まれるそうです。一方の「酸味」「苦味」は、未成熟や腐敗、毒と認識され本能的に嫌う傾向にあるとのこと。
また子どもの味覚は私たち大人の3倍以上も敏感に感じるそうで、私たち大人でも感じる酸味や苦味が子どもたちはその3倍以上も感じているかと思うと…嫌いになるのも納得というか。
私も子どもの時に嫌いな野菜はありましたが、今でも多少酸味や苦味は感じますが食べれるようになったなと。
子どもが泣いても食べたくないという理由がなんとなく分かったような気がしました。
食に対しての経験がまだ短い子どもは本能的に「酸味」や「苦味」を危険な味として認識して、食べたくない嫌いに繋がっているんだということが分かりました。
つまり食の経験を日々重ねることで「酸味」や「苦味」でも食べれるようになってくるし、成長する過程で食の好みも変わってきます。
子どもに野菜を食べなさい!と注意するのではなく、子どもに寄り添って野菜嫌いを一緒に改善していく工夫が大切ということが分かりました。
野菜嫌いを改善していく方法
野菜嫌いを改善する上で大切なことは、無理やり食べさせようとしてはいけないということ。無理して食べさせようとすると、より嫌いになったり、食事が楽しくなくなってしまう可能性があるそうです。
一番大切なのは、食事は楽しいものだと教えてあげることです。今は食べれないかもしれませんが、焦らずにゆっくりとです。
私たちが工夫していく点としては、食卓には常に野菜を出すようにして、私たち家族が美味しそうに食べているところを見せることもいいそうです。そうすると、「食べてみようかな」という気持ちになるかもしれません。
日々の食卓に少しずつでもいいので野菜を取り入れていくことを目標に、調理の工夫もしていきたいですよね。緑黄色野菜は子どもの成長に必要な栄養源がたくさん入っているので、子どもが食べやすくなる調理方法や野菜を身近に感じてもらえるような内容をご紹介します。
味や食感、見た目が苦手な場合
味が苦手な場合は、ケチャップやカレーなど好きな味と合わせたりすると比較的食べてくれることがありますが、気になるのは濃い味付けになる可能性があります。また食感や見た目が苦手な場合は、細かくしてハンバーグやコロッケ、ポタージュなどにすると食べやすくなります。
どんな料理にしたら美味しく食べてくれるか、子どもと考えてみるのもいいかもしれません。
子どもと野菜が触れ合える機会をつくる
子どもに野菜を知ってもらうということで、一緒に買い物に行って野菜を選んでもらったり、調理する際に手伝ってもらうのもいいですね。また、野菜を育て自分で収穫したりすることで、野菜に親しみを持ってもらうきっかけになるかもしれません。
環境を変えてみるのもアリ
食の環境を変えてみるのいいかもしれません。家で食べないものも、保育園や幼稚園では頑張って食べていたりすることが多々あります。
長男も偏食はあるものの、保育園では野菜を比較的食べているということを耳にします。息子も「今日は野菜食べたー!」と言ってくれるので、そのときはいっぱい褒めてます。
また外食、キャンプや旅行など、いつもと違うシチュエーションでの食事なども改善する一つの方法です。
まとめ
子どものためを考えると、野菜を食べさせなくてはいけないと焦ってしまいますが、食事や食べること自体が苦痛になってしまうと元も子もありません。「無理なく」「少しずつ」「ゆっくりと」を心がけながら、少しでも野菜を食べれるようになったらたくさんたくさん褒めて自信をつけてあげましょう。
少しずつでも繰り返して食べてくれることで、味に慣れていくと思います。
私たち親が神経質になってしまってもいけないので、気長に向かい合って、子どもと一緒に食事を楽しもう。というくらいの気持ちでいきましょう。
最後までありがとうございました。