秋冬に乾燥から肌を守る4つの方法
初めに、秋冬に乾燥から肌を守る方法は4つあります。
部屋の中を加湿する
1つ目は、自分がいる室内の湿度の低下を防ぐこと。
肌の乾燥を防ぐ室内の湿度は60から70%が目安です。
部屋にミスト式加湿器を置いたり濡れタオルをかけたりすると、空気中の湿度の低下が防げるでしょう。
水をこまめに飲む
2つ目は、水をこまめに飲んで体に水分を取り入れること。
皮膚の表面がカサカサしているときは空気の乾燥によって水分が蒸発し、体が水分不足になっている証拠です。
外側からだけでなく、内側からも水分を補給すれば皮膚に潤いを与えられるので、喉の乾きを感じたら水分を摂取するように心がけましょう。
運動を習慣化する
3つ目は、日常に運動を取り入れて血行を促進すること。
とはいえ、冬は寒いので外での運動が嫌になる日もあるでしょう。
そんな日はヨガ・ストレッチ・筋トレなどを取り入れ、室内で体を動かすのがオススメです。
体を芯から温められ、冷えて血行が悪くなるのを防げますよ。
使用する保湿アイテムを改善する
4つ目は、秋冬の肌の状態に合わせて保湿アイテムを改善すること。
1年を通してスキンケアの方法が同じだと、乾燥しやすい冬に合った保湿ができていないかもしれません。
ですから、保湿アイテムを変えたり、保湿アイテムを増やしたりすることが大切です。
乾燥肌の改善や予防に役立つ保湿ケアとしては、化粧水の後に美容液を塗り、化粧水と美容液の後にクリームをつけて水分をできるだけ蒸発させないようにするのが有効です。
では、具体的に化粧水の塗り方と、美容液やクリームの塗り方をそれぞれ説明していきましょう。
秋冬の乾燥を防ぐ化粧水の塗り方
まず、化粧水を塗るときの手順は以下の4つです。
500円玉くらいを手に取る
1つ目は、500円玉くらいの化粧水を清潔な手のひらに取ります。
このとき、1回では手のひらから零れてしまうので、3回から4回に分けてつけるのがポイントです。
顔の5点に乗せる
2つ目は、手のひらに取った化粧水を額・鼻・右頬・左頬・顎の5点に乗せていきます。
その後、手に残った化粧水を顔全体に広げていくのが、ムラなく塗り広げるコツです。
くれぐれもやみくもにつけないように注意しましょう。
顔の内側から外側に馴染ませる
3つ目は、塗り広げた化粧水を顔の内側から外側へ馴染ませていきます。
優しく押しつけるように塗り広げ、肌から手を離したときに吸い付くような感覚があれば馴染んでいる証拠です。
目元や口元は皮膚が薄くて水分が蒸発しやすいので、重ね付けをして念入りに塗るように意識しましょう。
残った化粧水を首やデコルテに塗る
4つ目は、残った化粧水を首元やデコルテまで塗り広げていきます。
なぜなら、首元やデコルテは皮膚が薄いので水分が蒸発しやすく、水分不足はシワの発生に繋がってしまうからです。
鎖骨にかけて念入りに伸ばしていくことを覚えておくと良いですよ。
秋冬の乾燥を防ぐ美容液やクリームの塗り方
そして、化粧水のみを塗ってスキンケアを終わらせてしまうと皮膚から必要な水分も蒸発し、乾燥がひどくなってしまいます。
そのため、化粧水で水分を補給した後は、すぐに美容液やクリームで保湿することが大切です。
化粧水の上から美容液とクリームを塗るときは、少しずつ塗っていくのがポイント。
手のひらに適量を取り、少量ずつ顔に乗せたらトントンと指先で馴染ませましょう。
しかし、ときにはお化粧の上から塗る場合もあるもの。
そんなときは、指で伸ばすとせっかくのお化粧が崩れる可能性があるので、無理に伸ばそうとしなくてもOK。
油分が多くて伸ばしにくいものを使っている場合はティッシュで抑えるようにしましょう。
そして、私のように乾燥が激しい場合は皮脂が過剰に分泌され、顔がテカったりファンデーションのノリが悪くなったりすることに悩みますよね。
この場合は、潤いたっぷりのオールインワンゲルがオススメ。
24時間肌に潤いを与え続けてくれるので、朝の洗顔の後に塗るだけで、一日中潤いが持続しますよ。
まとめ
- 部屋の加湿
- こまめな水分補給
- 運動
- 保湿ケア
秋冬に乾燥から肌を守るためには、この4つを習慣化することが大切です。
そして、洗顔や入浴をすると、肌の潤いを維持するために必要な皮脂は洗い流されてしまうので、肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。
そのため、洗顔後や入浴後は時間を置かずに正しい保湿ケアをしっかり行うように心がけましょう。
また、乾燥させない環境づくりとスキンケアだけでなく、普段から正しい生活習慣を送ることも重要です。
総合的なケアを行い、乾燥しやすい秋冬も潤いのある健康的な肌を目指してくださいね。