秋の食材を使った美味しいおかず(さつまいもと豚肉のきんぴら)
最初に紹介するのは、9月から11月が旬のさつまいもを使った『さつまいもと豚肉のきんぴら』。
醤油の効いた甘辛い味で、ご飯が進むおかずです。
二人分を作るためには以下の9つの材料を揃えましょう。
- さつまいも→1本(約250g)
- 豚肉(肩ロース薄切り肉)→200g
- さやいんげん→6本
- 醤油→大さじ2
- 砂糖→大さじ1/2
- みりん→大さじ1
- 酒→大さじ1
- 水→大さじ1
- サラダ油→大さじ1/2
そして、作る際の手順は以下の7つです。
- さつまいもをよく洗って皮つきのまま長めの乱切りにし、水に約10分さらして水けをきる。
- さやいんげんのヘタを切り、長さを3等分にする。
- 豚肉を一口大に切る。
- フライパンにサラダ油を中火で熱する。
- さつまいもを加えて表面が少し透き通るまで3から4分炒める。
- 豚肉とさやいんげんを加えて豚肉の色が変わるまで炒める。
- 醤油・砂糖・みりん・酒・水で作った甘辛だれを加え、汁けがなくなるまで3から4分いり煮にすればできあがり。
さつまいもを長めの乱切りにするのは、食べごたえと火の通りをよくするためだそうです。
秋の食材を使った美味しいご飯(松茸ごはん)
続いて紹介するのは、10月頃に出荷の最盛期を迎える松茸を使った『松茸ごはん』。
香りの良い松茸を出汁の効いた醤油ベースで炊き込んで作り、3合分を作る際の材料は以下の7つです。
- 松茸→80g
- 米→3合
- お湯→600ml
- 顆粒和風出汁→小さじ1
- 酒→大さじ2
- 醤油→大さじ1
- 塩→小さじ1/2
そして、作る際は8つの工程を行います。
- 米を研ぐ。
- 松茸の石づきを包丁で薄く削ぎ取る。
- 濡らしたペーパータオルで汚れを拭き取る。
- 食べやすく3cm位に切る。
- かさの部分を包丁で縦に大きめに切り、下の部分を手で縦に割く。
- お湯と顆粒和風出汁を混ぜ、顆粒和風出汁がしっかり溶けたら冷ます。
- お湯と顆粒和風出汁を混ぜたものを炊飯釜の4の目盛りまで入れ、松茸・酒・醤油・塩を入れたら炊飯器で時間通りに炊く。
- 炊き上がったらふんわりと混ぜ、茶碗に盛り付けてできあがり。
松茸に付いた泥はペーパータオルで拭き取っても良いですが、なかなか落ちない場合は軽く水洗いするのがオススメです。
ただし、水洗いすると風味が損なわれる可能性があるので、手早く洗うことが大切です。
また、松茸は炊き上がると生の状態の半分の大きさになるので、歯応えも楽しみたいのなら大きめに切った方が良いでしょう。
秋の食材を使った美味しいデザート(黒みつゼリー)
最後に紹介するのは、7月下旬から10月上旬が旬の梨を使った『黒みつゼリー』。
梨は時期によって出回る品種が替わるので、種類を変えて作ると色々な味が楽しめます。
4人分を作る際の材料は以下の6つです。
- 梨→一個
- 上白糖→80g
- レモンの絞り汁→1/2個分
- 粉ゼラチン→6g
- 黒みつ→1/2カップ
- 水→1カップ・大さじ2・170cc
そして、以下の10個の手順で作ることができます。
- 鍋に上白糖と水1カップを入れて中火にかけ、煮立ったら火からおろして粗熱を取る。
- 梨を縦8等分に切り、芯を取って皮をむいたら一口大に切る。
- 上白糖と水で作ったシロップをボールに入れ、レモンの絞り汁と梨を加えたらラップをかけて冷蔵庫で2時間以上おく。
- 水大さじ2に粉ゼラチンをふり入れ、混ぜたら5分ほどおいてふやかす。
- ボールに黒みつと水170ccを入れて混ぜる。
- 粉ゼラチンの器の底を湯をはった鍋につけて溶かし、黒みつの液を少量加えて泡立て器で混ぜる。
- 混ぜた粉ゼラチンを黒みつのボールに加えてよく混ぜる。
- 粉ゼラチンと黒みつで作ったゼリー液を茶こしか万能こし器でこしながら密閉容器やバットに移す。
- ラップをかけ、冷蔵庫で2時間ほど冷やして固める。
- スプーンですくって梨とともに器に盛り、梨・上白糖・水で作ったシロップをかけてできあがり。
また、黒みつも以下の4つの方法で手作りしたものを使うのがオススメです。
- 黒砂糖200gを万能こし器で粉状にする。
- 鍋に黒砂糖と水1と1/2カップを入れて中火にかけ、木べらで混ぜながら煮る。
- 煮立ったら弱火にし、トロっとするまで10分ほど煮る。
- たっぷりの熱湯で5分煮沸してから乾かした瓶へ熱いうちに入れ、粗熱が取れたらふたをして冷蔵庫に入れる。
手作りの黒みつは1か月ほど美味しく食べられるそうですよ。
まとめ
秋は美味しい食材が豊富な季節。
とくに旬の食材はうま味や栄養がたっぷりと凝縮されているので、おかず・ご飯・スイーツがどれも美味しく感じられると思います。
お店で期間限定メニューを買って食べるだけでなく、おうちでじっくりと腰を据えて作るのも秋の味覚を楽しむ方法の1つです。
美味しいものをたくさん食べて、夏バテによる食欲不振を解消させましょう。