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甘いリンゴを一目で見分ける方法〜実はボコボコしているものが良い?注目ポイントも

この記事はこんなあなたにおすすめ

・美味しいリンゴを食べたい方
・リンゴを買う際のポイントを知りたい方

買い物に行った時などリンゴがたくさん店頭に並んでいるのを見ると、どれが甘くて美味しいリンゴなのだろうと迷うことはありませんか?

あおしゅう

買うのであれば、美味しくて甘いリンゴを買って食べたい!

この記事では、甘くて美味しいリンゴの見分け方や注目のポイントをご紹介していきます。

この記事を読んでもらい、少しでも参考になれば嬉しいです。

リンゴにはどんな種類がある?甘いのはどれ?

初めに、リンゴは全部で8種類あり、次のような名前が付けられています。

  • サンふじ(ふじ)
  • つがる
  • シナノスイート
  • 王林
  • トキ
  • 紅玉
  • こうとく
  • ジョナゴールド

中でもスーパーや給食、リンゴ狩りなどでよく見かけるのが王林とサンふじ(ふじ)です。

王林は貯蔵や保存性に優れているので1年を通して出回っていますが、旬な時期は11月頃から2月頃なので、今が一番美味しい季節です。
酸味が少なくて果汁たっぷりで甘いのが特徴。
爽やかな香りで青リンゴの代表ともいわれているようです。

一方、サンふじ(ふじ)もお店で1年中売られている種類ではありますが、旬な時期は11月頃から12月頃なので、今年の美味しい時期はちょっと過ぎてしまっています。
そして王林よりもシャキッとした固めの歯ごたえで、甘みだけでなく酸味もあるのが特徴です。
ちなみに「サンふじ」と「ふじ」は元々同じリンゴで、袋をかけて栽培したのが「ふじ」、袋をかけずに栽培したのが「サンふじ」と言い、サンふじの「サン」は「太陽(SUN)」を意味しており、袋をかけていなくて太陽をしっかり浴びているサンふじの方が甘いそうです。

ということで、私たちが気軽に買える甘いリンゴは「王林」か「サンふじ」ということになります。
しかし、種類の名前と特徴を知っただけでは甘いリンゴを確実にゲットできない可能性もありますよね。
そこで、甘いリンゴを一目で見分ける方法をご紹介します。

甘いリンゴを一目で見分けるポイント

まず、甘いリンゴを一目で見分けるときの注目ポイントは、しっかり赤くてつやが良いこと。なぜなら、赤く色づいているリンゴは太陽の恵みを豊富に受けて甘みが増しているからです。

ただし、さらっと上の方だけを見て選ぶとおしりが緑色のリンゴに当たる可能性もあるので要チェック。
おしりが緑色のリンゴは未熟で甘みがないため、上から下まで全体を確認し、オレンジ色・黄色・赤色のおしりのものを選びましょう。

そして、種類別に見分けて甘いリンゴを選びたい場合は皮に注目。
黄緑色で点々模様があれば王林、赤い皮で点々模様がなければサンふじ(ふじ)です。
さらに、ふじより甘いサンふじを選びたい場合も皮を見てみましょう。
日焼けした肌のように鮮やかさがなければサンふじ、紅色で鮮やかであればふじです。

甘いリンゴを触って見分けるにはボコボコしていることと大きさと重さが注目ポイント

とはいえ、見た目だけで判断するのは難しいですよね。
そのため、甘いリンゴを見分けるときは見た目だけでなく、次の2つの触った感覚もチェックしてみましょう。

1つ目はボコボコしていること。
おしりの部分が広くて丸みを帯びており、ボコッと深くくぼんでいることを確認しましょう。またツルの周りもボコッとくぼんで変形が見られず、太いツルのものを選ぶこともポイントです。

さらに、ボコボコしていることに注目するのは種類別に選ぶ際も同じ。
王林とサンふじ(ふじ)を比べた場合、表面がボコボコしているのが王林、つるつるしているのがサンふじ(ふじ)です。
そして、サンふじとふじを比べた場合だと、ボコボコしているのがサンふじ、つるつるしているのがふじですね。

2つ目は大きさと重さ。
まず、大きさとしてはなるべく大きい方がしっかり成長しているように思いがちですが、大玉よりも中玉や小玉の方がシャキッとしていて果汁がたっぷり入っている確率が高いです。
そのため、甘いリンゴが欲しい場合はなるべく中くらいのサイズを選んでみましょう。
果汁たっぷりのリンゴは日持ちも良いようです。

そして、どれもほぼ同じサイズのリンゴが並んでいる場合は、手で持ってみて重たいと感じたものを選ぶのがオススメ。
重たいリンゴは果汁がたっぷり含まれているので、みずみずしくて甘いといえるでしょう。

さらに、種類別に大きさを確認して甘いリンゴを選びたい場合は、卵の形をしていて大玉なのが王林、丸みを帯びて小玉なのがサンふじ(ふじ)です。
また、ふじとサンふじを比べた場合、完熟して中央に果汁が入って重いのがサンふじと覚えておくと良いですね。

まとめ

リンゴには8つの種類があり、私たちが日頃よく見かけるのは王林とサンふじ(ふじ)ということが分かりました。

また、王林とサンふじ(ふじ)では王林の方が甘く、サンふじとふじでは袋を書けずに太陽を浴びて育ったサンふじの方が甘いのだと分かりました。
そして、今まで私はリンゴの上の方だけを触り、つるつるして大きいものが甘いリンゴだと判断していましたが、実際はこの逆ということも判明。
さらに、

あおしゅう

今後はボコボコでなるべく中くらいから小さいリンゴに注目して選んで買ってみたいと思います。

持ってみて重いものを選んだり、おしりの部分が緑色でないものを選んだりと、全体をくまなく確認してから選ぶことにも注意してみればより甘くて美味しいリンゴに出会えそうですね。

最後までありがとうございました。